新入社員にも分かりやすい!「ロジスティクス」の基礎知識|ロジスティクス

2019.11.05|
ロジティクスの用語

「ロジスティクス」。身近なようで何となくしか知らない人が多い?

今、日本の物流ネットワークは国内隅々まで非常に充実したサービスが広がっています。
都心部では、複数の配送業者トラックが同時にいるのを見かけることもありますし、引っ越しシーズンやコンサート会場近くなどで様々な配送業者が稼働しているのを目にすることもあると思います。
これだけ身近にある「物流」のワンシーンですが、「物流」の役割の全体像を考える機会は案外少ないのではないでしょうか?
「モノ」の流れをトータルで取り扱うのが「ロジスティクス」と呼ばれるものになります。
厳密にいえば「物流」とは異なるとされているのですが、今回は「ロジスティクス」についてご紹介したいと思います。

「物を運ぶ」を取り巻く仕事を一挙に引き受ける

「ロジスティクス」とは、「物の流れに関わる全て」と言われていて、
製造に必要な材料等の調達から、それが消費者に届くまでに関わる「モノの動き」そして「管理」までを含んだものを示しています。
ロジスティクス活用に最も期待されるのは「効率化」です。
〇〇はA業者へ、××はB業者へ、△△はC業者へ…
とリレーされている作業を「ロジスティクス業者」一社で一貫管理するとイメージしてもらえるといいでしょう。
簡単に言えば伝票1枚ですべての作業が管理されているようなものです。
何度も同じ内容を引き継ぐ必要がなく、時間やコストのムダを省けるだけでなく、ミスを回避したり
企業が期待する目標に向けて技術や情報を提供することまで可能になるのです。

ロジスティクスは、経営戦略とリンク

企業はそれぞれに「顧客」を持っています。
顧客に商品やサービスを提供することが企業のミッションであり、そのミッションが詰まった「物」をプロの技術、専門知識、情報管理、最新のシステムによってサポートすることが「ロジスティクス」です。
つまりロジスティクスを提供するには「経営者の視点」を持ったサービス提案が求められるのです。
「顧客満足度の向上」「企業利益の創出」「他社より優位なサービス提供」など
経営戦略にリンクした「物流のトータル管理」を提供していくのです。

正しくロジスティクスを理解しよう

今、ロジスティクスの導入は様々な業界に広がっており、国内の経済においてもロジスティクスによる経済効果割合も高くなっています。
ロジスティクス業者も数多く、そんな中でロジスティクスによるサービス提供はより一層充実へと向かっています。
「物を運ぶ」だけでない、「ロジスティクス」を正しく理解することで、
企業に求められるロジスティクスの提供が可能になります。
「ロジスティクス」という言葉は元々、軍隊などでの「後方支援」という意味合いがあったといいます。
クライアント企業様の協力なバックアップができてこそ、役立つロジスティクスと言えるのではないでしょうか。

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