Activity Based Management(アクティビティーベースマネジメント)
- 読み
- あくてぃびてぃーべーすまねじめんと
- 英語別名
- なし
「ABM」とは、ABC(活動基準原価計算)により得られた情報を基に、生産工程や組織を管理するする手法で活動基準管理経営とも言えます。製品別原価を正確に把握することは、製品機種の統合配合、海外生産化、内外作変更などの経営判断に役立ちます。近年では製品別にそれぞれ間接業務の明確化をすすめ、それを活かした業務改善を図るABMに論議の重点が置かれるようになっています。ABC/ABMの運用はコストの視点から活動の管理を図る経営管理手法で、活動の分析を通じて、プロセスのムダである非付加価値活動が明らかにされるので、コストを正確に把握する方法として、企業組織のリエンジニアリングを進める際に役立つ方法とされています。零細企業の物流現場ではワークスケジュールを作成することも少ないため、物流企業の現場運営状況を把握し、コスト構造やアウトソーシング時の価格検証などを行う場合についても応用ができます。