モーダルシフト
- 読み
- もーだるしふと
- 英語別名
- なし
「モーダルシフト」の主目的は二酸化炭素(CO2)排出量の削減にある。 モーダルシフトは1997年の第3回気候変動枠組条約締約国会議(京都会議)において二酸化炭素(CO2)排出削減の取り組みの一つとして注目されるようになりました。例えば営業用貨物車の二酸化炭素排出量と比較すると、内航船の二酸化炭素排出量は約20%であり、鉄道の二酸化炭素排出量は約12%です。貨物輸送におけるモーダルシフトは貨物トラックによる輸送を内航船輸送や鉄道輸送に切り替えることをいいます。 カーフェリーを利用してトラックそのものを航送する「モーダルシフト」も、数多く利用されています。鉄道に比べて速達性には劣るが、単にトラック輸送するよりも単位輸送量が大きく、トラックごと運ぶため荷の積み替えの時間と手間がかからないのが特徴です。