GLOSSARY用語集

エネルギー消費原単位(CO2排出原単位)

読み
えねるぎーしょうひげんたんい
英語別名
なし

「エネルギー消費原単位」とは、一定量の製品を生産するのに必要な、原材料やエネルギーの量を表す単位で、原単位が小さいほど、企業などの生産が合理化されていることを意味します。製造分野だけでなく省エネやCO2の排出削減、LCAなどの環境分野で重要な指標として用いられ、CO2 排出原単位を使えば家計の消費がCO2の排出量に与える影響を計算することも可能になります。省エネ法では、エネルギーを使用する事業者に、エネルギー消費原単位を年平均で1%以上低減するようよう求められています。このため荷主企業は、トラックから消費原単位の小さい船舶や鉄道輸送へのモーダルシフトを推進することや、自家用貨物車から営業用貨物車への転換を図る、他の事業者との共同輸配送を行うことなどが求められています。