Activity Based Costing(アクティビティーベースコスティング)
- 読み
- あくてぃびてぃーべーすこすてぃんぐ
- 英語別名
- なし
「ABC」とは、Activity-Based Costing(活動基準原価計算)の略です。ABCではActivity(活動)は資源(人件費)などを消費してコストを発生させ、個々の製品やサービスなどはアクティビティを消費するという考え方です。1980年代に入り、生産の自動化が進み、直接労務費の割合が急減し、一方原価償却費や製造間接費の増加が目立って来た。ABCでは段取り作業、検査、部品発注などの間接コストをできるだけ製品別に捉え、製品別原価をより正確に把握しようとするものであります。それぞれの製品やサービスのコストとしてできるだけ正確に配賦することによって、生産や販売活動などのコストを正確に把握していこうという考え方です。製品の製造や商品の販売に消費された原価(費用)を計算する原価計算の手法のひとつです。