『物流の2024年問題』への取組み
2024.04.15
こんにちは。
2024年4月1日から、トラックドライバーの時間外労働に
年間960時間の上限規制が適用されました。
皆さんがニュースでよく耳にする 『物流の2024年問題』 です。
ネット通販が増加し続けている今、
物流は生活のインフラとして欠かせないものになっていますが、
一方で、ドライバーの労働時間が短く制限されるため、
労働力不足が原因で、これまで通りに物が運べない問題が、
今後も増えていくことが予想されます。
弊社では新体制に向けて、従業員の働き方や業務を見直すとともに、
長い時間をかけて準備を進めてまいりました。
スイッチ運行によるドライバー労働環境の改善
この問題を解決するために、弊社が取り組みを進めているのが、
ドライバーの交代方式による『スイッチ運行』です。
中間地点で、ドライバーがトラックを乗り換え
荷物を交換せずにドライバーだけが入れ替わる方法なので、
荷物の積替え作業なく、短時間で済みます。
ドライバーの作業負担も軽減され、元の出発地にその日のうちに帰れるので、
長時間労働が解決されるとともに、毎日自宅に帰れて休息を取れることは、
健康面の改善にもつながります。
これからも解決すべき課題はありますが、
お客様とドライバー、そして社会と運送会社、
お互いが良い関係を築きあって解決策を考えていけるよう、
取り組んでまいります。