展示品パラ卓球台の配送
2021.09.3
こんにちは。
8月中旬、西部渋谷店の催事場で、
パラ卓球をテーマにしたイベントがあり、
展示品の搬入を弊社でお手伝いさせて頂きました。
今回、卓球台の搬入と伺っていたので
よく温泉旅館にある「あの形」を想像していたのですが、
搬入の担当者から写真を受け取り、頭の中が「?」になりました。
そうです。
こちらの卓球台、丸いのです…!
正直なところ、パラ卓球をほとんど知らなかった私は、
「なぜ丸いのか」がとても気になり
調べてみると、意外なことがわかりました。
この卓球台、上肢にハンデがある選手からどう見えているのかを
可視化したものなんです。
手にハンデがあって、手を伸ばしたりできない場合、
リーチがないので、ネットの手前や、左右の球は打てなくなってしまいます。
だけど手が届かない分、足でカバーして動くから
選手には円形に感じるのですね。
180度広域に動く、それもずっと動き続けるアスリートとしての運動量の凄さもそうですが、
できなことを補うために「前向きな発想」だからこの形になるんだよなぁ、
と思うと、
普段もうちょっとで手が届くことを、
簡単に諦めてなかったかな…など自分のことまで色々考えさせられました。
ぜひ、私のように「パラスポーツ、知らなかった」という方にこそ
カタチにとらわれず努力をする選手やパラ卓球のことを
もっと知って欲しいと思いました。
西部渋谷店のイベントは8/29で終了しましたが、
これからも沢山のイベントが開催されるようです。
選手のインタビューや、パラ卓球台について
ご興味がある方はぜひこちらの動画もご覧ください。
(パラ卓球協会の動画にリンクします。ボリューム注意してくださいね)